fantasy#3

Crosby Stills & Nash

Crosby Stills & Nash

■Dear Mr.Fantasy / Stills & Nash
CS&Nの3枚目にあたる「Daylight Again」(Atlantic)は、当初クロスビーの不調(ドラッグ問題)からスティルス&ナッシュの形でレコーディングが開始されました。覚えてるのは「ミュージック・マガジン」のニューリリース・ニュース(黄色いページ)にて、S&Nの新作(組むメンツを変えればいいってもんじゃない…みたいなコメントが載ってた事。という事は本気でこの形でリリースするつもりだったのですねえ。結果的に復調の兆しが見えたクロスビーを加え、リリースを延期して82年にリリースされましたが、80年にスティルス&ナッシュとして録音したトラフィックのカヴァー、"Dear Mr.Fantasy"は91年のボックス「CSN」に収録されました。
ティルス(g,el-p,vo)、ナッシュ(vo)にジョージ・ペリー(b)、ジョー・ヴァイターリ(ds)、ジョー・ララ(perc)、マイク・フィニガン(org)というラインナップ。トラフィックのオリジナルに比べるのは酷ですけど、スティルスらしい粘っこさが生きてます。

トラフィックのオリジナルはファーストに入ってますが、再編トラフィック(=ウィンウッド&キャパルディ)にジェリー・ガルシア(g)を加えたものもあります。

またマイク・ブルームフィールドとアル・クーパーフィルモアものも。