lady#2

Complete Wooden Nickel Recordings

Complete Wooden Nickel Recordings

■Lady / Styx
スティックスがブレイクしたのは77年の「The Grand Illusion」以降ですが、74年にシングル"Lady"が#6まで上がるヒットとなっています。ただしレーベルがWooden Nickelというマイナー・レーベルだった関係もあってプロモーションが行きとどかずアルバムのセールスは思ったほど伸びませんでした。クィーンの様なハーモニーを持ったハードロックという路線はアメリカンロックというよりはブリティッシュ寄りで、74年という時代にはやや新しかったのかも。デニス・デヤングのハイトーンのvoが印象的。トミー・ショウ(g,vo)はまだ未参加でジョン・カーリュウスキ(g)が参加。

僕が初めてスティックスを聞いたのは75年の「Equinox」からの"Loreli"で、イントロのsynの感じが来るべくアメリカン・プログレの時代だなあとカッコいいと思ったのです。NHKFMの「リクエスト・コーナー」で知ったこの頃A&Mに移籍したばかりでの日本ではまだ出ていません。

今思えば"Baba O'riley"というか"Won't Get Fool Again"ですな…