catch#2

Live

Live

■You Can't Catch Me / Stephen Stills
ティルスのAtlanticとの契約をこなすために75年にリリースされたライヴ盤。すでにColumbiaに移籍し「Stills」をリリースしておりました。さて74年の第2期マナサスとも言えるラインナップは、ラス・カンケル(ds)、ケニー・パサレリ(b)、ジェリー・アイエロ(kb)、ドニー・デイカス(g,vo)、ジョー・ララ(perc)というもの。旧A面はバッファロー、CS&N時代の古い曲、更にジョー・ウォルシュの"Rocky Mountain Way"のカヴァーという異色の選曲で、マニア向けではあります。当時覇気がないという評もあって納得した覚えではありますがこのマニアックな選曲は侮りがたい。B面はアコースティック・セットで、フォーク・ブルーズ色濃いものからシンプルな弾き語りまで多彩。但しこれだけだと確実に飽きる。ロバート・ジョンソンのブルーズからメドレーでチャック・ベリーという流れは当時の定番。