Judie Tzuke

ウェルカム・トゥ・ザ・クルーズ

ウェルカム・トゥ・ザ・クルーズ

■Welcome To The Cruise:Judie Tzuke
ジュディー・ツークという名前は昔から知ってたけど(結構な美人だということも)耳にしたのは今年になってから。70's半ばにマイク・パクサムとのデュオでデビューした事もあったけど、本格的なデビューは79年、エルトン・ジョンのRocketと契約してから。この「Welcome To The Cruise」がそのデビュー作。79年という時代らしい、ゴージャスなやや大げさなつくりのポップ・アルバム。レイ・ラッセル(g)、サイモン・フィリップス(ds)、モ・フォスター(b)というショパンのメンバーが参加してる他、パクサム(g)、バリー・デソウザ(ds)、ロイ・バビントン(b〜元ソフト・マシーン)、ピーター・ヴァン・フック(ds)らが参加。代表曲"Stay With Me Till Dawn"(米盤LPのタイトルとなった)をはじめ、タイトル曲、"Sukarita"、"Katiera Islands"など高音を生かしたナンバーがいい。ある意味デビューが近かったケイト・ブッシュのライバルになりえたのに、日本ではこの1枚目が紹介されたのみ…