park#2
- アーティスト: ジョージィ・フェイム
- 出版社/メーカー: ユニバーサル インターナショナル
- 発売日: 2006/11/22
- メディア: CD
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ジョージー・フェイムの名前を初めて聞いたのは"The Ballad Of Bonnie & Clyde"でしたが、おっと思ったのはマット・ビアンコがカヴァーした"Yeh Yeh"のフェイム・ヴァージョン(65年に#1)を聞いてからです。
何ともイキで大人な感じのナンバー。当時のフェイムはブルー・フレイムズを率いて、スカ、R&B、ブルービート、ジャズに根ざした音楽をやってました。いわゆるモッズの連中が好んで聴いてたような音。その後当然リアルタイムでは、名前は聞かなかったけど、90年に元スティーヴ・ミラー・バンドのベン・シドランが設立したGo Jazzレーベルに移籍して「Cool Cat Blues」を出した頃は結構注目され話題になってました。Go Jazz All Starsで来日した際、友人のK太郎に連れられて渋谷のクアトロで見ました。まだフリーソウルのブームが起きる前、畑違いの音楽と思いきやフェイムの弾くハモンドはなかなかカッコよかった。
00'sに入ってから本格的な再評価があって、オザケン的な「Going Home」('71)も何度かCD化。それ以前の英Columbia時代の音源も紙ジャケでリリース。3枚目「Sweet Thing」('66)に入った"Sitting In The Park"はvoに徹してフェイムの持ち味ではないかもしれませんが、なかなか朗々たる感じ。オリジナルはシカゴのR&B、ビル・スチュワートです。