like#2

Live: You Get What You Play for

Live: You Get What You Play for

■Like You Do / REO Speedwagon
珍しくREOスピードワゴンの70'sからの作品がまとめて紙ジャケでCD化っていうのに、「レココレ」では相変わらず産業ロック云々の記事でなんともかわいそう。少なくともたたき上げのロックンロール・バンドのライヴ・パフォーマンスについてもう少し触れるべき。それでも曲目がちゃんと並ぶとそれまで気付かなかったことが見えてくる。REOにとって最初の大ヒットとなった77年のライヴは前作「REO」プロモートでそのLPから8曲中5曲やってるのは分かるが、72年のセカンド「REO Two」からも5曲やってるという片寄りぶり。その2枚目はテリー・ラットル(後にスターキャッスル)からケヴィン・クローニンにvoが後退してのもので、パープルの"Child In Time"に影響された"Golden Country"をフィーチャーした初期の代表作といわれるもの。
この"Like You Do"もセカンドからで、ステージのオープニング曲に選ばれた強力なロックンロール。転調を繰り返す英国ロック風のブギながら軽さと明るさが逆に気持ちいい。