イン・マイ・オウン・ドリーム

IN MY OWN TIME

IN MY OWN TIME

■In My Own Dream / Karen Dalton
カレン・ダルトンは60's初めからNYのヴィレッジ周辺で活動していた女性フォーキーで、ディランやフレッド・ニールとの交流も知られた人。ハスキーなvoでニーナ・シモンやビリー・ホリディを思わせる歌声とは、あちこちで書かれてる表現。69年にCapitolから「It's Hard To Tell Who's Going To Love You」でデビュー。これは早くからCD化されましたが、71年の2枚目「In My Own Dream」はJust Sun Shineから出た関係でかなりレアな1枚でして、数年前に正規でやっとCD化されています。ベアズヴィル録音で、Just Sun Shineのアーティスト、ファビュラス・ラインストーンズのハーヴェイ・ブルックスがprod。他にはジョン・ホール(g)、エイモス・ギャレット(g)、ベン・キース(steel)、ボビー・ノトコフ(vn)、ジョン・サイモン(p)、FRのグレッグ・トーマス(ds)、バタフィールド・ブルーズ・バンドのデニス・ウィッテッド(ds)、フル・ティルト・ブギーのケン・ピアソン(g)とリチャード・ベル(p)、デニー・シーウェル(ds)らが参加。ダルトンのvoのアクが聞き手を選ぶ1枚で、マーヴィン・ゲイの"How Sweet It Is"、バタフィールド・ブルーズ・バンドのタイトル曲、ザ・バンドの"In A Station"、パーシー・スレッジの"When A Man Loves A Woman"などカヴァーも自分の世界観で料理しきってます。