#2〜1966:buffalo era(i)
- アーティスト: Buffalo Springfield
- 出版社/メーカー: Atco
- 発売日: 2000/03/13
- メディア: CD
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66年に入るとLAへやってきたリッチー・フューレイと新バンド結成のアイディアを練り、再会したニール・ヤング、ブルース・パーマー、そしてデューイ・マーティンとようやくバンドが誕生。スティームローラー車のプレートからバッファロー・スプリングフィールドと命名され、Atcoと契約、7月にデビューシングル"Nowadays Clancy Can't Even Sing"がリリース。
但しパーマーのドラッグ問題、マーティンとスティルスの確執、そして何よりもセールスの不振(セカンドシングル"Burned"も全くの不発)もあって、バンドは迷走(国外退去を命じられたパーマーの代役には、後にBS&Tのジム・フィールダーら数人がステージ、TV出演などに影武者として参加することになる)。12月に出たデビュー作「Buffalo Springfield」は、まだ歌うことをためらっていたヤングが自身の曲をフューレイに歌わせるなど、スティルス=フューレイ・ラインが目立つ1枚。これはこれで愛着があるのですが、"Hot Dusty Road"のふわふわした浮遊感、ざらついた"Pay The Price"などスティルスの曲にはひらめきがあります。
LPには未収録だった、新曲の、LAのサンセット・ストリップスの暴動を描いたトピカル・ソング、"For What Its Worth"が#7と最大のヒットを記録すると、Atcoはこの曲と"Baby Don't Scold Me"を差し替えて再発。長らくこの曲は幻の曲だった。