#3〜1968 / Super Session

Super Sessions

Super Sessions

バッファローが68年に空中分解すると、LAを離れNYへと向います。モンタレー・フェスで親交を深めたジミ・ヘンドリックスとのセッションをきっかけに、アル・クーパー主催のスタジオ・セッションにマイク・ブルームフィールドのピンチ・ヒッターとして起用されます。そのセッションをアルバム化したのが「Super Session」('68,Columbia)です。
ブルーズ・プロジェクト、BS&Tを経てCBS/Columbiaのprodとなったクーパーは、ジャム・セッションをそのままアルバム化する企画を立ち上げ、ブルームフィールド(g)、ハーヴェイ・ブルックス(b)、エディ・ホウ(ds)、クーパー(kb,vo)のメンバーでジャムを開始。レコーディングの途中でブルームフィールドの体調が悪化し、代役としてスティルスが起用され、ディランの"It Takes A Lot To Laugh,It Takes A Train To Cry"、ドノヴァンの"Season Of The Witch"などでgを弾いてます。ブルームフィールドの参加曲がブルーズ色の濃いものに対し、スティルス参加曲が、ポップな歌もの中心ということで二人のgtrの個性が際立つという効果を生み、セールス的にも好調で(#12)、スティルスの名も大いに高まりました。