ジョデイ・フォスター（Jodie Foster）

行きがかり上ジョディを(^^)　テイタム・オニールはティーン時代で終わってしまった人ですが、ジョディの場合はまずティーン時代は「タクシー・ドライバー」の12歳の娼婦という衝撃的な役柄があって、同時期に｢白い家の少女」(好きだった)や｢ダウンタウン物語」がありました。それ以前にはテイタムの出世作「ペーパー・ムーン」のTVシリーズがあったのでテイタムのライヴァルと言うかフォロワー的な存在でした。ハイティーンになるとお互い同じような作品になり、ジョディは「フォクシー・レディ」(ラナウェイズのシュリー・カーリー主演)での同世代な青春映画も正直パッとしませんでした。レーガン大統領暗殺未遂犯がジョディの熱狂的なファンだったことから、映画以外の話題でニュースとなりしばしシーンから離れ、レイプ問題を扱った｢告発の行方｣で再び注目されるようになりますが(この辺でもう完全にテイタムは、圏外でしたが）僕はこの痛々しい(というか生々しい)映画は見るに忍びなくて未見。その間ジョン・アーヴィング原作の「ホテル・ニュー・ハンプシャー」が遅れて日本公開されてシネマライズ渋谷で見たことを覚えてます(近くの席に安田成美がいてびっくりだった）。完全復活を感じたのは91年の｢羊たちの沈黙｣でした。トマス・ハリスの猟奇的なサスペンスの映画化でサイコ・サスペンスが当時流行ったなあ。その後｢ネル｣とか[ジャック・サマーズビー｣とか「マーヴェリック」とか劇場に駆け付けた覚え。初監督作品「リトル・マン・テイト」も90's初めでした。
http://www.youtube.com/watch?v=8Qj-c3tn2h0