190cmの長身ゆえにロング・ジョンと呼ばれるようになったボールドリーは、アレクシス・コーナーのブルーズ・インコーポレイテッドやシリル・デイヴィスのR&Bオール・スターズなど黎明期の英R&Bシーンで活躍。デイヴィスの死後バンドは、LJBをフロントにフーチー・クーチー・メンを名乗った。ブライアン・オーガーとのスティームパケットを経て、無名時代の
エルトン・ジョンが参加したブルーゾロ
ジーをバックにポップな作風に転じた"Let The Heataches Begin"('67,Pye,#1)はR&Bテイストなし。70's初めにWarner Brosから出した2枚は中古屋でよく見かけるもの。この辺はR&B路線らしい。すでにこの頃は「あの人は今」的な扱いだった。
そういうのよりもロン・デイヴィーズの有名なスワンプ曲をやったこういう泥くさいヤツの方があってます。