マイク・ブルームフィールド(Mike Bloomfield)

Live at the Old Waldorf

Live at the Old Waldorf

シカゴ出身の白人ブルーズgtr。バタフィールド・ブルーズ・バンドのデビュー作で切れ味鋭いプレイを披露して注目される。脱退後ハーヴェイ・ブルックス(b)らと組んだブラス入りのエレクトリック・フラッグも1st後脱退。アル・クーパー、スティーヴン・スティルスとのaやそのライヴ篇とも言える「The Live Adventures Of Mike Bloomfield & Al Kooper」('69)で新世代のgtrとして大いに脚光を浴びた。折しも世界的なブルーズ・ブームだった。この勢いで73年頃までソロ、セッションで大いに活躍。ブルーズ・ブームが一段落すると急速に語られる事が無くなったが本人は一切気にせず、再結成エレクトリック・フラッグ、KGBといった派手な動きとは別にシスコのクラブでのコンスタントなライヴをこなし、ブルーズ系のレーベルTakomaから何枚かリリースしたが81年ドラッグのオーヴァードースにより死亡。
発掘されたLive At The Old Waldorf('99)はマーク・ナフタリン(p)、ニック・グラヴィニテス(vo,g)、ロジャー・トロイ(b)、ボブ・ジョーンズ(ds)ら気心の知れた面々が参加した76〜77年のライヴ。