fool#3

■Fool For You / Rod Stewart

Night on the Town

Night on the Town

長いキャリアを誇るロッド・スチュワートだけに、聞き手によってピークと感じる時期は違うんでしょう。僕としてはやはり76〜79年頃。初ロッドは「Foot Loose And Fancy Free」('77)でしたが、一つさかのぼった「A Night On The Town」('76)も大好きな1枚。どちらもゴージャスなんだけどあっちがバンドとしての結束感があったのに対しこちらはいい意味での寄せ集め感があります。いろんな人たちが参加してて個々のクレジットはないんですが… ゆるやかな曲を集めた旧A面では名曲に挟まれて分が悪い"Fool For You"は拡大ヴァージョンで紹介されたアーリー・テイクがなかなか好みです。