long#2

スナッフ登場

スナッフ登場

■Long Gone / Snafu
プロコル・ハルムの初代dsだったボビー・ハリソン(vo)がジューシー・ルーシーのミッキー・ムーディー(g)、パラディンのピート・ソリー(kb)らと組んだのがスナフーです。オールマン・ブラザーズみたいな音をやりたかったとムーディーは後にインタビューで答えてましたが、同時代の米ソウルからの影響もある英ファンクです。アメリカンな風景を憧憬したこの手のものに付き物のカントリーロックな味わいは少なく(ソリーがviolin弾く曲ではちらっと感じるくらい)、とにかくジャケット(ロジャー・ディーンです)の水牛のようにずっしりと重く暑苦しいです。73年の「Snafu」はWWAというPhonogram系のレーベルからリリース。最近の紙ジャケでは「スナッフ」と表記されてますが、どうしたってスナフーでしょう。