■青春の蹉跌 ('74日本)


神代辰巳監督が初めて撮った一般映画。石川達三の同名作品の映画化で、当時人気絶頂「傷だらけの天使」と同じ年です。ショーケンが主演。音楽はPYGショーケン一緒だった井上堯之が担当。泣きのgが入った派手な劇伴で、ドラマチックな展開、ここぞブリティッシュといった大げさな流れもあって、映画以上に音楽が耳に残ります。話は「陽のあたる場所」にも似た感じ。桃井かおりが高校生役でした。