◆Anytime / Journey ('78)

ボストンやスティックスのようなプログレ的手法を取り入れたバンドと、フォーリナーREOスピードワゴンやジャーニーを同じように「産業ロック」として語るのは、どだい、無理があったのですが、発言者(渋谷氏です)の言わんとしてるニュアンスはわからんでもないのです。ロックがどんどん多様化して、こういうものをロックと呼んでよいのかという危機感もあったのかと。

と言う事とは全く関係なくジャーニーは「Infinity」以後急速に苦手になってゆきます。それは大げさになってゆく産業ロック化とも関係あるかも。”Anytime”は”Feeling That Way”とメドレーで歌われるコーラスとハードな演奏が印象的な曲。これ聞いて納屋橋にあったエスミーで輸入盤LPを買いました。