同じタイトルだけど別の曲

タイトルで同じで別の曲と言うのはそれこそ無数にありますが、同じアーティストに限ると、そんなにはないと思います。今日のはそんな数少ない(多分)例。まあ同じバンドですが、キャリアは長いし、メンバーも変わってますから。
ボブ・ウエルチが書いた”Angel”は、ウエルチ最後のマック作品となった「Heroes Are Hard To Find」('75)に入った曲で、モノトーンと言うかグレイな印象の曲です。この時期のマックらしい、アメリカっぽいけどやっぱりイギリスのバンドらしい音。

バッキンガム=ニックスが加わって、79年に出た「Tusk」に入った”Angel”は全く別の曲で、おそらくフリートウッドもマクヴィーも先の"Angel"の事なんかすっかり忘れてる様な気もします。それぐらいこの4年は、めまぐるしかったのです。こちらはスティーヴィー・ニックスが歌います。