トニー・コジネク

こういうsswと呼ばれる音楽に僕を引き込んだ1枚は、間違いなくトニー・コジネクの「Bad Girl Song」('70)です。80年にCBSソニーから「イッツ・ア・ビューティフル・ロック・デイ・シリーズ」と言う米ssw系を中心とした廉価盤の再発があって、正確にはこれを特集したFM番組の「ミュージック・スコープ」(DJは矢島正明さんでした)で聞いたコジネクが忘れられなく印象的なジャケのこのLPを買って魅せられていったのです。非常に寡作なカナダのsswでこのセカンドがピーター・アッシャーのprodでラス・カンケル(ds)が叩いてたということも、西海岸志向だった僕の好みに合ってたんでしょうね。つべにはこの曲ぐらいしかないのですがシンプルな名曲です。