ジョーン・バエズ

フォーク・シンガーとしてのジョーン・バエズというと”Donna Donna”あたりを思い出すのですが、僕が好きなのは「Diamond And Rust」('75)あたりのポップなやつ。とりわけディランの歌真似も出てくる”Simple Twist Of Fate”やオールマンズの”Blue Sky”などトム・スコット一派をバックにしたソフト&メロウな演奏にのせて楽しませてくれます。A&Mを離れてPortraitに移籍した「Blowin' Away」('77)では、サザーランド兄弟(もちろん”Sailing”)やトラフィックのカヴァーも飛び出すのです。