火曜日の女

ディアンヌ・デイヴィッドソン

Janusに3枚残したLPはどれも味わいがあるフォーク~カントリー系の女性sswのディアンヌ・ダヴィッドソンの諸作はCD化が遅れてましたが、業を煮やしてなのか、ディアンヌ自身のレーベルからCD化。3枚目の「Mountain Mama」('72)が到着しました。10代でデビュー…

アレックス・リッチマン

72年にCapitolから出した「Salty」は長い間入手困難でしたが、去年のBig PinkからのCD化に続いて、ユニバーサルの名盤発見伝でもリリースされました。昔からジャケットと名前から女性とは思わなかったのですが、ssw的な作風と、後にドアーズの残党が組んだ第…

アメリア・フレッチャー

フライングで昨日別のところで紹介してしまったのですが、こちらにも。84~5年のUKネオ・アコースティック(ブームというほど盛り上がりませんでしたが)をリアルに体験した僕は、ブームが去った後のネオアコ・ロス感を紛らわすためにレイルウェイ・チルドレン…

火曜日の女】バーバラ・キース

昨日別んのところでバーバラ・キースもの事書いたら結構反応あったんで再度まとめます。68年にMGMからカンガルーというサイケバンド(gは後にオーリアンズのジョン・ホールでした)でデビュー。解散後69年にVerveから出したソロは、どっちかというとフォーク…

【火曜日の女】ゲイル・マコーミック

風邪気味なんで手短に。(グループ・コールド)スミスのvo、ゲイル・マコーミックさん、3月1日にお亡くなりになっていたそうです。ご冥福をこのヒット曲とともにお祈りします。

【火曜日の女】マギー・ベル

前に紹介したっけ?ジャニスを筆頭に女性シャウターは苦手ですが、例外的にOKなのはマギー・ベルのストーン・ザ・クロウズです。gとkbがしっかり自己主張するんでvoだけが前に出ると言うわけじゃないのがいいのか?個人的には3枚目の「Teenage Licks」('71)…

【火曜日の女】シェリル・クロウ

デビューは93年と遅く、それ以前にコーラスの仕事で名前を売ってたんで(僕は知りませんでしたが、マイケル・ジャクソンのツアーで来日した事もあったらしいという話を昨日お友だちに教えてもらいました、その頃の風貌は白いティナ・ターナーでした)、満を持…

【火曜日の女】ジュディー・シル

80's後半ごろから急に再評価されて、あれよあれよという内に、70'sの重要な女性sswの20人(そんな感じじゃない?)には余裕で入るくらいの知名度になってしまった、ジュディー・シルです。ぼくがレコ買ってた頃は、スティーヴ・ファーガスン、ロッド・テイラー…

【火曜日の女】エイミー・マン

昨日は某所でティル・チューズデイを出したのですが、意外にコメントが多かったのです。見た目からしてバリバリの米New Waveといった感じのエイミー・マンがソロになってこんなにブレイクするとは思ってもみませんでした。僕がこの人の事を知ったのはおねえ…

【火曜日の女】メリー・ホプキン

今もって根強い人気がありますAppleレーベルの歌姫ですが、引退後トニ・ヴィスコンティ夫人となり、オエイシス(Oasis)での一時復帰はありましたが、基本的には引退状態にあった事がミステリアスなムードを出してるのかもしれません。初期の派手な曲よりも、…

【火曜日の女】キキ・ディー

エルトン・ジョンとのデュエットばかりがクローズアップされるイギリスの女性ssw、キキ・ディーですがRocketから出た3枚目「Loving And Free」('73)は思わぬ拾いものでした。エルトン・バンドがバックを付けた曲以外にもフォーク、カントリー・ロックのテイ…

【火曜日の女たち】イヴ

ホントはボウイネタでひっぱるつもり(デイナ・ギレスピーあたりで)でしたが、追悼グレン・フライという事で変更しました。デトロイトの3人組ガールズ、ハニーLTDが、イヴと改名して、LA録音し、70年にリー・ヘイゼルウッドのLHIからリリースした1枚「Take I…

【火曜日の女】リア・カンケル

ママ・キャス・エリオットの妹で、ザ・セクションのドラマーのラル・カンケル元夫人(その後カンケルはニコレット・ラーソンと再婚)のリア・カンケルといえば、70's後半から80'sに出した2枚にもAORテイストなアルバムで知られてます。スティーヴン・ビショッ…

ジョーン・バエズ

フォーク・シンガーとしてのジョーン・バエズというと”Donna Donna”あたりを思い出すのですが、僕が好きなのは「Diamond And Rust」('75)あたりのポップなやつ。とりわけディランの歌真似も出てくる”Simple Twist Of Fate”やオールマンズの”Blue Sky”などト…

マッキンレー・シスターズ

今日はもう重箱の隅の隅。パープル関係のメンバーで一番好きなのは昔も今もジョン・ロードとイアン・ペイスがトニー・アシュトンと組んだPALなのですが、このPALの唯一作でコーラスをやってたのがシェイラとジーネットのマッキンレー姉妹。数少ない行われた…

カレン・ベス

70's女性シンガーファンの間で注目されてた「3大カレン」というのがあります。独特の歌声のウッドストックのカレン・ダルトン、小気味よいスウィング感も魅力のカレン・アレクサンダー、そしてDeccaからデビューしたフォーキーなカレン・ベスです。カレン・ベ…

木之内みどり

生まれてはじめて間近で見た芸能人は、木之内みどりでした。近所にあったレコード屋に営業でやってきたのです。75年頃の話。ちょうど"学生通り"というシングルのキャンペーンでした。その曲は財津和夫が書いた、ちょっと甘えた感じのメロディーでした。歌は…

ジャッキー・トレント

昨日ペトゥラ・クラークの事を書いた時にジャッキー・トレントの事思い出しました。調べたら今年3月にお亡くなりになってたんですね。 旦那のトニー・ハッチとのコンビで曲を書いてた人ですが、自らも歌います。ゴージャスなアレンジがいかにも60'sの英国っ…

アネット・ピーコック

41年生まれと言うからこのブラフォードのソロに参加した頃は38歳。少女の様なあどけない表情を見せたりしますが、ヒジョーにそっけない歌い方が妙に曲にあってます。私生活では奔放な人だったようですが、音楽はすごく抑制されてますね。日本で知られるよう…