ジョン・ロード

バンドの参謀で、冷静に方向性を考えたジョン・ロードは、パープルの音楽とソロを全く別に考えてました。ソロではクラシック趣味を生かしたオーケストラ付きのコンチェルトものを中心に展開。ルーツと一つとなってるオルガン・ジャズ系のテイストは晩年のフーチークーチー・メンでやっと現れる程度でちょっと残念でした。動画は74年の「Windows」(バッハ未完成フーガ)の貴重な録音風景で、カヴァーデイル、ヒューズにピート・ヨーク(ds)、レイ・フェンウィック(g)のスペンサー・デイヴィス・グループ組、トニー・アシュトンのおなじみの顔も見られます。