【雨の歌】Here Comes That Rainy Day Feeling Again / The Fortunes

バーミンガム出身のフォーチュンズは、デビューは63年で、当時はマージービート風の歌と演奏でしたが、”You've Got Your Troubles"のヒット('65)以降コーラスを生かしたソフトな音作りに変化。この曲を書いたのが、ロジャー・グリーナウェイ=ロジャー・クックのコンビで、ブリティッシュ・バブルガムとかサンシャイン・ポップとかもてはやされてるけど、過度なストリングス、コーラスなど、あまり好きではないのが本音(でもこの曲はいい)。そのフォーチュンズの最後のトップ40ヒットが、この”雨のフィーリング”です。明らかにピークが60'sにあったバンドが、まだしぶとくやってるんだ、と70'sに入ってひょっこり出したヒット曲は、どことなく物寂しげなで、哀愁に満ちてて日本でもヒット。イントロはスティームっぽいです。

https://www.youtube.com/watch?v=aO1LbkuPfqo