【雨の歌】Rain Oh Rain / Fools Gold

イーグルス・フォロワーの一番手だった、フールズ・ゴールドは、ダン・フォーゲルバーグのバックバンド出身で、76年に独立、Aristaと契約してデビューしています。本家以上に洗練されたコーラスワークには、ため息がでるほど。デビュー作は、ジョー・ウォルシュ(この時点でまだ未参加)、グレン・フライ、グリン・ジョンズ、ジョン・ストロナック(ジョーの「So What」をprod)の4人が分かれてprod。でも不思議と統一感があります。初めて彼らを聞いたとき、ポップス的だなあと感じたけど、それでもこの後に出てくる、シルヴァーあたりに比べると十分ロック的。この"Rain Oh Rain"は、シンプルな曲調、流れるようなsteel、美しいメロディーとどれもが完璧。バンドはもう1枚CBSから出しますがそっちはAOR色濃すぎてイマイチ(僕には)。メンバーのトム・ケリーが、80'sに、マドンナの"Like A Virgin"、シンディ・ローパーの"True Colors"の作者としてクローズアップされた時はうれしかったなあ。
http://www.youtube.com/watch?v=1RCmLJEgQ6c