O Caroline / Matching Mole

人生初カンタベリーは何だったか?と考えると77年の「ヤング・ジョッキー」で渋谷さんがOAしたマッチング・モールの"O Caroline"でした。例によってバンドの説明はほとんどなかったので、こういうメロディアスな曲ばかり並んでるものだと当時の中学生は信じこみ、実際にこれが入った「そっくりモグラ」を買った時は、その自由奔放ぶりに衝撃を受けました(^^) そして時が経ち理解できるようになると、この哀しいほど美しい名曲以上に、エコーをかけたスキャットでつながる"Signed Curtain"までの3曲の流れの素晴らしさに又参ってしまうのです。ソフト・マシーンを辞めたロバート・ワイアットが組んだ4人組マッチング・モールで、バンド名はソフト・マシーンの仏語読みとか。キャラヴァンを辞めたデイヴ・シンクレア(kb)も大きいです。
https://www.youtube.com/watch?v=MXXFp-9zsCQ