【Capitol71年の人たち】4・ジョイ・オブ・クッキング

昨日書いたCapitolが契約した4つのシスコ周辺バンドのうち、サンズ・オブ・チャンプリンは、当時サンズとバンド名を短くして活動。残念ながら当時の音源はつべに見つかりませんでした。あと一つはシスコから少し離れたバークレイ出身のジョイ・オブ・クッキング。テリー・ガースウェイトとトニ・ブラウンと言う2人の女性voをフィーチャーした5人組で、ジャズやブルーズからの影響が大きく親しみやすさでは一歩後退しますがなかなかカッコイイ。学生の街バークレイ出身という事も政治的なメッセージの曲もありましたしウイメンズ・リブの風潮に乗ったものもありました。二人のvoの違いも楽しめますが、一人がリードで一人がコーラスの時の妙というか、手触りの違いも面白い(そういう意味ではフリートウッド・マックもそうです)。後複数のvoが入り乱れる曲調というのは、JAもそうですがすごく自由な空気感があります。
https://www.youtube.com/watch?v=dVYXp84q4mE