９・スパイロジャイラ

純粋なカンタベリーのバンドではないですが、ハットフィールズのノーセッツのシンガーだったバーバラ・ガスキンがそれ以前にいたフォークロックのSpirogyraは、B+C、Pegasus、Polydorに1枚ずつ3枚のLPを出してます。僕はプログレっぽいフォークと言うのが苦手なんで、積極的に聞こうという意識はあまりないのですが、セカンドの「Old Boot Wine」('72)はデイヴ・マタックス(ds)がフェアポートから助っ人で参加し、心地よいフォークロックになっています。プログレっぽいのは最終作「Bells,Boots,And Shambles」('73)。メンバーはケント州立大周辺の人たちだったそうでスティーヴ・ヒレッジとも交流があったらしいです。かなりマイナーなバンドな印象があったんで、80's後半に独Repertoireや韓SiWanからCD化された時はおどろきでした。特にSiWanは買っても全然文字読めないからなあとあきらめてましたね。
https://www.youtube.com/watch?v=R98fo4tUwuQ