【A&M77年の人たち】1・スーパートランプ

やっぱり70's後半に行くにしたがってどのレーベルでも盛り下がってゆくなあ…と思いつつ77年はA&M。ご存知ハーブ・アルパートとジェリー・モスと言う創業者の頭文字をとって付けられたレーベル名。60's末はソフトロックそして70'sに入るとLAスワンプで名を売ったレーベルで、80'sにはニュー・ウェイヴを積極的に紹介して、商業ベースに乗せたレーベルでもありました。日本盤はかつてはキング、新興のアルファ、そしてポリグラム、ユニヴァーサルという配給です。
トップバッターはスーパートランプ。この後「Breakfast In America」の大ヒットがありますが、その前の「Even In The Quietest Moments...」は「蒼い序曲」と言う邦題だった気がします。権利関係がうるさいのか、つべにあるのは近年のオーディエンスが撮ったライヴばかりですが、このLPに入った"From Now On"はめちゃくちゃ名曲なんです。プログレと言うわけではないけど、知的なイメージのロック。このバンドも近年(といっても20年くらい前)ロジャー・ホジソンとリック・デイヴィスが仲たがいしたんじゃなかったっけ。
https://www.youtube.com/watch?v=b48Kg1f0roA