【火曜はカヴァーの曲のカ】These Days

ジャクソン強化週間は続きますんで、こちらにも。ジャクソン・ブラウンのセカンド「For Everyman」に入った"These Days"は、ジャクソンがソロデビューする前のニーナ・ミュージック・デモに入っていた名刺代わりの曲です。おそらく"Jamaica Say You Will"以上に多くの人たち日に取り上げられています。グレッグ・オールマンの「Laid Back」、ジョニー・ダレルのLA産カントリーロックの隠れた傑作「California Stop Over」、フェアポートを辞め渡米したイアン・マシューズがElektraに残した「Valley Hi」、ジェニファー・ウォーンズがジョン・ケイルのprodでリリースした大傑作「Jennifer」、ジャクソン自身短期間メンバーだったというNGDBの「Rare Junk」、ケニー・ロギンズがメッシーナと組む前に参加していたゲイター・クリークの「Gator Creek」などで70's初めにこぞって取り上げられた「あの時代を彩る1曲」です。青春の日々、と言う邦題からわかるように初期のジャクソン・ブラウン特有の(16歳の時に書いたと言われます)内省的な歌詞がまた沁みます。当時恋愛関係にあった(という人がまた多いんだ)というニコが67年に出した「Chelsea Girl」から。相変わらずの独特の恨み声ではありますが。ジャクソン曲を3曲カヴァー。ちょうどNina Demoが関係者に配布された時期です。

https://www.youtube.com/watch?v=0_z_UEuEMAo