【水曜の女たち】エステル・リヴェット
ソングライターとしてジャスト・アスの"桜の木には桃はならない”(これはぜひ邦題で書きたいのです)、ハーマンズ・ハーミッツの"ドアがスウィング”、ビヴァリー・ブリーマーズの"ひとりぼっちの涙”などを書いた、エステル・リヴェットのセルフ・カヴァー集「Isn't It Lonely Together」。74年にひっそりと出たものを世界初CD化したのは、もちろん長門さんのパイド・パイパー・デイズ・シリーズ('09)でした。エリー・グリーニッチのアルバムにも自作を歌うという同傾向のがありましたが、そっちも好きですね。とここまで書いてきて(某グループに書いたもののコピペですが)、肝心の曲がつべにないのです。あるのは68年にMusic Factoryから出たシングルとか、更にマイナーなもの。A面の"All I Dream"よりも"I Like The Way I Feel"の感じが好み。ちょっとイーヴィー・サンズ的です。