【火曜はカヴァー曲のカ】Society's Child

60's当時タブーだった黒人少年と白人少女のロマンスを歌ったジャニス・イアンのデビュー曲(書いたのは13歳の時といいます)"Society's Child"をカヴァーしたのはスプーキー・トゥース。マイク・ハリソン(p)とゲイリー・ライト(org)の2人のvoをフィーチャーしたユニークなスタイルのバンドでした。プロコル・ハルム同様ザ・バンドからの影響がチラつきます。ハリスンとライトの2人のvoのタイプの違いもこのバンドの魅力でしたが、なんせライトのベスト盤でスプーキーズの初期をおさらいしてたんで、このバンドの凄さに気付いたのは結構後になります。その後のメンバーチェンジを続け、フォリナー・タイプの「歌えるハードロック」の元祖的存在になりましたがやはり初期は格別。このカヴァーはセカンドの「It's All About」('68)に収録。

https://www.youtube.com/watch?v=v9NnpUQ4ECg
https://www.youtube.com/watch?v=YbVFy7nx88Q