【水曜の女たち】インディゴ・ガールズ

インディゴ・ガールズは、85年にジョージア州アトランタで結成された、エイミー・レイとエミリー・セイラーズのフォーク・ロック・デュオです。1000 マニアックスやスザンヌ・ヴェガトレイシー・チャップマンの成功でフォーキーなsswを探していたEpicと契約し89年にメジャー・デビューしています。90'sは、リリス・フェアなど女性シンガー、sswの活躍が伝えられましたが、僕はリアルタイムでは全く関心がなく、ネット仲間の推薦で、ずいぶん遅れて幾人かを聞いた程度です。インディゴの二人もグレイトフル・デッドのトリビュート盤「Deadicated」に参加していた記憶があるのですが、あまり印象に残っていません。「1200 Curfews」('95)は92年から95年までの各所でのライヴを集めたもので、2枚組ながら、何の知識もない僕ですら一気に聞かせるのは、勢いもあるでしょうが、やはりメロディアスだという事でしょう。リズム隊(dsはオーリアンズに加わったこともあるジェリー・マロッタ)を加えた4人が基本線。ディランの"Tangled Up In Blue"、ジョニ・ミッチェルの"River"、二―ル・ヤングの"Down By The River"など、オリジナルに交じってカヴァーが入っていてそれも憎い。

https://www.youtube.com/watch?v=0a_NQoXvE-w