【名曲リレー225】alright#2

■Sammy's Alright / Kossoff Kirk Tetsu Rabbit

「Live」を出した後フリーは一度解散、ロジャースはピース、フレイザーはトビーを組むのですが結局長続きせず、4人はいろんなものを抱えながら再び集まって「At Last」を出すのです。この間カークとコソフが山内テツ(b)、ジョン・ラビット・バンドリック(kb、vo)と組んだのが連名表記の、コソフ・カーク・テツ・ラビットでした。それでもIslandに1枚分のレコーディングは残し同名作をリリース。手ごたえがあったからでしょう、2度目の解散をしてからこのメンバーにロジャースを加えて「Heartbreaker」を出しています(コソフのドラッグ問題は置いといて)。中心となってるのはラビットです。"Sammy's Alright"は、ラビットらしいゆったりとした米南部志向の音楽性が、決してブルースロックだけではなかったフリーの音楽性(見え隠れしてたフォークロック的な曲を思い出して!)とマッチしています。バッド・カンパニーでの”Anna”のオリジナル・ヴァージョンもこのアルバムに入ってました。

https://www.youtube.com/watch?v=bdxSpwwWhtc