【名曲リレー305】walking#3

■Walking In The Park / Colosseum

ジョン・メイオールのブルーズブレイカーズにいた面々がそろって辞めて組んだのがコロシアムで、ブルーズ・ロックとジャズ・ロックの中間でやや後者よりかな?という音。但しディック・ヘクストール・スミスの豪快なsaxビッグバンド的な"Walking In The Park"はファースト「Those Who Are About to Die Salute You」('69)の1曲目だけあって、超個性的とは言えませんが。ここで歌ってるジェームズ・リザーランドはモーガル・スラッシュ結成の為に退き、ベイカールーからクレム・クレムソン(g,vo)が加わった71年の「Live」でのヴァージョンはなかなか熱演で、ライヴになると長くなるこのバンドのいい面をうまく凝縮してる感じです。この時期はクリス・ファーロウ(vo)やマーク・クラーク(b.vo)もいて初期とはまた別の味わいがありますが。元々はグラハム・ボンドの曲ですけど、ボンドのヴァージョンはコロシアムよりも後です。

https://www.youtube.com/watch?v=prvXqQU2fG0