【和ものの水曜】ピチカート・ファイヴ

小西=野宮の2人体制になったピチカートの初アルバム「Overdose」('94)を買ったのは、どこかのレコファンでしたが、新譜として平台に山のように積まれてたのを覚えています。当時は怒涛のリリースが続いてましたっけ。この時期のピチカートは仕掛けだらけで20年以上過ぎた今、その仕掛けは風化してる物もあれば未だ新鮮なものもあるという感じです。”If I Were A Groovy”での宇野淑子(元TBSアナ)の語りや"自由の女神"での高木完のMCとか。ここでのシングル曲"東京は夜の七時"は全く解体されたヴァージョンでした。フレンズ・オブ・ディスティンクションからヒントを得た"Happy Sad"やカーティス・クリーク・バンド出身の八木のぶおのハーモニカが入った"陽のあたる大通り"が好きです。

https://www.youtube.com/watch?v=AeZUZaLt0Fw