【金曜A&B】テネント&モリソン

英国のザ・バンドもどきは数多くて、いかにイギリスでザ・バンドが愛されてたのかがわかります。ジョン・テネントとデイヴィッド・モリソンのテネント&モリソンもその範疇でしょうか。ストーン・ザ・クロウズのメンバーをバックに72年にPolydorからリリースされた唯一作は、英スワンプ・ロック・ファンよりも、廃盤マニアの方々にひそかに愛されてきた1枚。僕も初聞きはブートでしたが、今ではCD化されています。希少価値が拡大解釈を生む事はしばしばあり、正直僕はそれほどのアルバムには思えないのですが、いかにも風情があるジャケットと独特の「間」は確かに捨てがたいかも。百歩譲ってこの"Good For You"は枯れた味わいの名曲です。ジョー・ソープの名前でも1枚出してます。

http://www.youtube.com/watch?v=zoX9ijuWgqk