【日曜インスト】Off The Wall / Butterfield Blues Band('64)

白人ブルーズ・ハーピストでは今もって最高レベルのポール・バタフィールドをフィーチャーしたバタフィールド・ブルーズ・バンドがElektraからのデビュー作に先駆けたセッション(その多くは後に「Lost Elektra Session」としてまとめられました)は、Kama Sutraからデビュー前のラヴン・スプーンフル等と共に「What's Shakin'」というオムニバスで紹介されています。いわば英米のホワイト・ブルーズを紹介した1枚で他にもアル・クーパーやクラプトンを配したパワーハウスのナンバーも収録されています。この"Off The Wall"は切れ味鋭いバタフィールドのハーモニカが印象的な小品で、マイク・ブルームフィールドやエルヴィン・ショップのめくるめくgが入ったものや、管が入ったユニークなスタイルのブルーズではなくひたすらシンプル。ある種パンク的な感じもあります。

https://www.youtube.com/watch?v=pzMquytezk8