【土曜はフォークロック】サイモン&ガーファンクル

S&Gをここに入れるのはおかしいかもしれません。元々はファーストアルバム('64)に入ったアコースティック・ギターの弾き語りだった”Sound Of Silence”がメンバーには無断でprodのトム・ウィルソンのアイディアによってエレクトリックなバンド演奏を加えられ、シングルカットされ大ヒットした事を思い出します。この手法はまさにフォークロック。そのバッキングは同じウィルソンが手掛けたディランの"Like A Rolling Stone"を担当したマイク・ブルームフィールド(g)、ハーヴェイ・ブルックス(b)らとのこと。このドタバタした追加されたエレクトリック・バンド演奏が逆にS&Gの真摯なハーモニーを浮かび上がらせていて、効果もありました。バーズと同じColumbiaだったから、ノウハウがあったからこそ実現した65年の出来事でした。

https://www.youtube.com/watch?v=6ukmjBSQY-c