【名曲リレー610】right#2
■Treat Me Right / Pat Benetar('80)
いつも書いてますが全盛期だった80's前半に来日してればシンディー・ローパー級の人気者になったでしょうねえ。従来のブルーズからの影響がある女性ロックとは別のポップでキャッチーなロック・ヴォーカルです。日本でTVにでる「若い女性のロック」といえば、遡ればすべてパット・ベネターにたどり着く、という時代もありました。セカンドの「Crimes Of Passion」('78)はヒット曲"Hit Me With Your Best Shot"を含む傑作("嵐が丘"をカヴァーした野心作でもありますが)で、"Treat Me Right"は、#18まで上がるヒットとなりました。共作者のダグ・ルバーンはブレッカー兄弟のドリームズやピアス・アロウにいた人で、ビリー・スクワイアのバンドのbassです。