【英国ロック72年の70曲】4・Down Through The Night / Hawkwind(United Artists)

グラムロックとは、見た目の印象でのジャンル分けもあったので、メイクしたヌードダンサー、ステイシアのいたホークウインドもこのジャンルに数えられることもありました。ドラッグ・カルチャーを避けて通れない、サイケデリックな音ですが、当時としては画期的で、宇宙のイメージを膨らませるのに有能だったデル・デットマーのsynやディク・ミックの電子音も有効的に使われていました。バンドの名前を知らしめた大ヒット"Silver Machine"はおなじみの曲なんで、今日はアコギが効果的に使われ、ニック・ターナーのfluteも宇宙空間を思わせる孤独さを表した"Down Through The Night"を。こうして聞くとスタジオ盤「Doremi Fasol Latido」はおとなしいですね。

https://www.youtube.com/watch?v=KCg78Hd1T7k