@サウンド・ベイ金山

・Temptation Eyes〜Price & Walsh Songbook
・Come Upstairs:Carly Simon
・イフ・ユアー・ロンリー:エリック・ジャスティン・カズ
・Tower To The New York:Linda Ronstadt
・ホワッツ・シェイキン:VA
・Mama's Pride
・The Wind In The Willows
・Isle Of View / The Original Tap Dancing Kid:Jimmie Spheeris
・ピート・ヨーク・パーカッション・バンド
久々のセールで散財(^^;

Charge(チャージ)


■Charge('74)
チャージは、元オーロンズで渡英した黒人シンガーのロゼッタ・ハイタワー(最近ソロがCD化されたがてっきり在英のコーラスシンガーだと思ってた)、オランダ人のリー・ヴァンダービルトの2人のvoをフィーチャーしたブルー・ミンク・タイプのバンド。僕はクリス・マーサー(sax)、クリス・ステイントン(kb)、ニール・ハバード(g)、アラン・スペナー(b)の参加でてっきり英スワンプかと思って買ったが違った。リリースはFresh Airというマイナー・レーベルから。これは西新宿にあったUKエジソンで購入。唯一のLPだと思ってたら73年にももう1枚あったらしい(Kissing SpellよりCD化)

11027◆◇奈緒子('08日本)

奈緒子 [DVD]

奈緒子 [DVD]

監督:古厩智之
出演:上野樹里三浦春馬笑福亭鶴瓶佐津川愛美柄本時生光石研
ビッグ・コミック・スピリッツ」に連載されてたという同名コミックの映画化。いったい古厩監督はどうしてしまったのだろう?と思わせる凡作。駅伝をテーマにしたスポーツもので、幼いころの事故で父親を亡くしたランナーと事故のきっかけを作った主人公の少女の交流を描いてるが、主人公の心が全く伝わってこないのです。

Charles,Bobby(ボビー・チャールズ)

ボビー・チャールズ+4(K2HD/紙ジャケット仕様)

ボビー・チャールズ+4(K2HD/紙ジャケット仕様)

a■■■Bobby Charles('72)
b■■■Bobby Charles('80)
c■Clean Water('87)
d■Chess Masters('88)
e■■Wish You Were Here Right Now('94)
f■■Last Train To Memphis('04)
g■■Better Days('11)
本名ロバート・チャールズ・ギドレー。60'sにはファッツ・ドミノクラレンス・ヘンリーに書いた曲で知られてた人。ザ・バンド、ベター・デイズ周辺では「顔役」だった。aはまさにBearvilleの宝とも言える傑作。bは日本のP-Vineから出たJewel/Paula時代の60's音源でドリーミーなスワンプ・ポップ。後にビレッジ・グリーンからもCD化。cはドイツで出た15年ぶりの2枚目。dは50'sのChess時代の音源。eも日本先行のcに続く新作。fは未発表音源を含むコンピ。


silver#3

Still Alive & Well

Still Alive & Well

■Silver Train / Johnny Winter
長いキャリアに反して来日公演がなかったジョニー・ウィンターですが、近々来日するそうでまずはめでたい。Columbiaと契約してリリースされた初期の2枚は、ブルーズにロック少々といった具合で、セールスを狙ったレーベルが元マッコイズのリック・デリンジャーにprodさせ、デリンジャーを含むバンドを組ませたのがジョニー・ウィンター・アンドです。ポップな側面を備えたJWAのプロジェクトは成功しますが、ジョニーのドラッグ問題で解散。その復帰作が73年の「Still Alive And Well」です。話題となったのはストーンズの2曲のカヴァーで、うち"Silver Train"は、ミック・ジャガーキース・リチャーズの書き下ろしになる新曲でした。
ストーンズ版では73年の「Goats Head Soup」にも収められていますが("Angie"のB面)比べてみると、ミック・テイラーのスライドの入ったストーンズ・ヴァージョンの方がルーズな味わいがあります。ウィンターのヴァージョンは、シンプルな正攻法でスライドも影をひそめ、基本線はロックンロールです。
ランディ・ジョー・ホブス(b)、リチャード・ヒューズ(ds)、デリンジャー(g)によるシ演奏です。もうひとつのストーンズ曲"Let It Bleed"も必聴でしょう。

Chase(チェイス)

チェイスは、メーナード・ファーガソン・オーケストラにいたビル・チェイス(tp)がジャズ系のミュージシャンを誘い結成したブラス・ロック。何と言っても4本のtpにg,b,ds,kb,voという編成がユニーク。日本では"黒い炎"という邦題で知られた"Get It On"('71,Epic,#24)が最大のヒット。この曲があったためT・レックスの同名曲は"Bang A Gong"というタイトルに変更されたという逸話があります。日本では80'sにTOPSがカヴァー。74年に飛行機事故でチェイスらメンバー4人が死亡して解散するという事件が起きました。

Charlatans(シャーラタンズ)

90年代の同名のUKバンドがあるので、そちらはCharlatans-UKとして区別される事が多い(オリジナル)シャーラタンズは、64年に結成されたサイケデリックな5人組です。メンバーは、マイク・ウィルヘルム(g,vo)、ジョージ・ハンター(autoharp,vo)、マイク・ファーガスン(kb,vo)、リチャード・オルセン(b.vo)、ダン・ヒックス(ds,vo)ですが、メンバー・チェンジも多く、唯一のLPを69年にPhillipsから出した時には、ウィルヘルム、オルセン、ダリル・デヴォー(kb.b,vo)、テリー・ウィルソン(ds)の4人組になっていました。

San Francisco 1969

San Francisco 1969


この曲を聞くとルーツロックっぽいのですが、ウィルヘルムのダーティーな味わいも感じ取れます。このバンドの有名曲は、バフィ・セント・メリー作の"Codine"で、イントロからしびれます。残念ながらこのLPには未収録。




こうやって見るといろんな人がやってるのですね。

68年に脱退したダン・ヒックスはホット・リックスを結成して、現在も活動中。スウィング的な世界はどうもダメなんですが、リオン・レッドボーンとかジェフ・マルダーとか似たような世界観を持った人たちは多いです。