コバーン、ジェームズ(James Coburn)

Finyl2004-12-15


俳優。1928年アメリカ、ネブラスカ州出身。
02年11月に心臓麻痺のため亡くなっているが、その男くささに今もって魅了される
。この時代の俳優らしく、西部劇からキャリアはスタート。「荒野の七人」で見せたナイフ投げの名手ブリット(モンキー・パンチ氏がこれをイメージして、次元大介を創造したという説がある(共に吹き替えは小林清志氏!)。)を演じる。
スタンリー・ドーネン監督の「シャレード」では、ジョージ・ケネディウォルター・マッソーとの悪役トリオで強烈な印象を残す。
オールスターキャストの「大脱走」では数少ない脱走成功者を、好演。
60年代後半には、珍妙な武器が続出するスパイ映画「電撃フリント」で主演作2本撮る一方、イタリアまで出向いて、マカロニウエスタンにも出演
ペキンパー監督との交流も知られ、主役はクリス・クリストファーソンに譲ったものの、「ビリー・ザ・キッド」では保安官パット・ギャレット役を、「戦争のはらわた」では堂々主役のスタイナー中佐を演じた。



日本では、「スピーク、ラーク」のLARKのCMで知られ、髭が渋い俳優として人気を博する。出演作はかなり多いが、B級のアクション映画にも喜んで出演するあたりが、英国のマイケル・ケインと共通する部分でもある。

*selected filmography


・ライド・ロンサム 1959
ネバダの決闘 1959
・荒野の七人 1960 ■■■
・The Murder Men 1961
・突撃隊 1962  ■■
シャレード 1963■■■
・テキサス保安官 1963
大脱走 1963 ■■■■
ダンディー少佐 1964 ■■
・卑怯者の勲章 1964
・ラブド・ワン 1965
・海賊大将 1965
・現金作戦 1966 ■■
地上最大の脱出作戦 1966 ■■
・電撃フリント GO!GO作戦 1966 ■■■
・荒野の隠し井戸 1967 ■■■
・電撃フリント アタック作戦 1967 ■■
・The President's Analyst 1967
・太陽を盗め 1968 ■■
・キャンディ 1969
・The Last of the Mobile Hot Shots 1969
・殺人美学 1969 ■■
・Una Ragione per vivere e una per morire 1972
・夕陽のギャングたち 1971
・殺しのカルテ 1972
・ロデオに生命をかけた男 1972
シーラ号の謎 1973
ビリー・ザ・キッド 21才の生涯 1973 ■■■■
・黄金の指 1973
・新ドミノ・ターゲット/恐るべき相互殺人 1974
ストリートファイター 1975 ■■
・弾丸を噛め 1975  ■■
・スカイ・ライダーズ 1976 ■■
・ミッドウェイ 1976
戦争のはらわた 1976 ■■■
大いなる決闘 1976 ■■
・ホワイトロック 1977
・サイレントフルート 1978
・ポール・ポジション 1978
・リベンジャー 1979
マペットの夢見るハリウッド 1979
・ダーティー・ソルジャー 野良犬軍団 1981
ルッカー 1981
・遥かなる少年の日々 1984
・犠牲〜ある兵士の死 1988
・夢見るように微笑んで 1988
・ヤングガンⅡ 1990
ハドソン・ホーク 1991 ■■
天使にラブソングを2 1993
・Deadfall 1993
・マーヴェリック 1994 ■■
・マイ・ガール2 1994
・悪い女 1995
・Skeltons 1996
・The Disappearence of Kevin Johnson 1996
イレイザー 1996
・ナッティ・プロフェッサー クランプ教授の場合 1996 ■■
・白い刻印 1997
・ペイバック 1998 ■■
モンスターズ・インク 2001
・Snow Dogs 2002
・American Gun 2002