いいものもあればわるいものもある3

まだまだ続きます。

  • 長い曲

クラシックが苦手ということもあるけど、長い曲は基本的にダメ。洋楽聴き始めた頃、パープルの「ライヴ・イン・ジャパン」が2枚組なのに、7曲しか入ってなかったことに強いショックを受けたのだった。まあ長さをねじ伏せる圧倒的な何かがあればそれはそれでOKなのだけど。プログレの大作志向というのもちょっとなあ。5分台が限界か。
とは言っても、グレイトフル・デッドやオールマンズのようなジャムの長い曲は、意外とOKだったりする。ただ80'sに初来日したオールマンは、ほとんど寝てた(仕事帰りだったこともあったけど)ので今思うともったいない。

  • 紙ジャケ

ここでまた反感買いますが(^^;、小さいくせにアナログのようなふりをする紙ジャケ、ダメです。僕は、ソフトケース派なので、気に入ったCDはせっせと簡易ケースに移してゆくので、邪魔になってしょうがない。小さい上に意匠をこらした紙ジャケは、ちぎれてくださいと言わんばかりだし、メーカーによって規格が違うのか高さがそろわない(最近は改善されてきた)。一番問題なのは、メーカーの「ロックファンなら紙ジャケ愛好家」と一方的に決め付けた姿勢でしょうが。あと高いこと。

  • イジョーにアツくなる人と意味不明なライナー・ノーツ

去年某有名バンドのファンサイトで実際に起きたこと(僕も少し係わり合いがある)だけど、そのバンドのコンサートの感想をめぐって、意見の相違があった。100人いれば100人の意見があるのは当たり前だけど、一部の人たちはそういうのが気に入らなくて、俺たちの愛するバンドのステージは、皆すばらしいと持っているに違いない、またそうではなくてはならない、的な論理で書き込みが続いた。それに限らず、雑誌でひいきのバンドに少し辛いレヴューが載ると怒り狂う人もいる。まあちゃんと聞かずにやっつけ仕事で、愛情のないレヴューを書かれたら、バンドのほうもやってられないけど、タワレコ、HMVなんかのフライヤーに載ってるような、Everything Is Beautiful的なレヴューも信用ならん。
解説いらないから、レコード安くしろ、という議論が昔の音楽雑誌ではよく出てたが、そこまで言う気はないけど、昔の洋楽のライナーは、特にブリティッシュ系に多かったけど、何かいてるのかよくわからなかった文章も多かった。情報量の差があるから、結果論かも知れないけど、肝心の音楽について触れずに原稿用紙のマスを埋めてゆくような原稿が多かったのだ、ほんとに。その逆で、噛み砕きすぎの文章も少し居心地が悪い。バカにされてるみたいで。

まだ続くかも、まあ独り言です(ますます弱気)。