#11
- クリント・ホームズという人はよくわからない。Playground In My Mindは、(少年時代の)思い出の遊び場、みたいな歌か。子供のコーラスの入ってるがかわいくはない。#2。
- 映画「ポセイドン・アドベンチャー」の主題歌で、劇中ではキャロル・リンレイが歌った、The Morning Afterは、モーリーン・マクガヴァン。さしていい曲ではないけど、#1となった。
- 映画「脱出」で使われた、Duelling Banjoは、ブルーグラス風のインストゥルメンタル。エリック・ワイズバーグ&スティーヴ・マンデルのクレジットがあるが、ワイズバーグ&デリヴァランスとして知られる。たとえばディランの「血の轍」では大きくフィーチャーされている。#2。
- ドナ・ファーゴのFunny Faceも特徴のないカントリー・バラードで、#2というのが少し信じられない。
- デオダートは、ブラジル出身のサウンドクリエーターで、ヨハン・シュトラウス作で映画「2001年宇宙の旅」に使われた有名な曲を、ファンキーにarrしたインスト作、Also Sprach Zarathustraは、ジャズ系のレーベルCTIからのリリースで、このレーベルらしいシャレた感覚が生きている。それにしてもカッティング鋭いgは誰だろう?#2。
- ギャラリーの3曲のヒットのうち一番最後となった、Big City Miss Ruth Annは、カントリー・ポップ的なおなじみの味。#23。
- ジャド・ストランクはNY出身のssw。Daisey A Dayは、#14まで上がったセンチメンタルなバラード。prodはマイク・カーブでコーラスにも参加している。
- ギルバート・オサリヴァンのGet Downは、#7まで上がったジャンプナンバー。この人というとミディアム調のナンバーが多いけど、こういうアップな曲も悪くはない。
- アルバート・ハモンドが、TYAの前座で来日してたことは先日、教えてもらったけど、何故か#48止まりのFree Electric Bandがこのコンピに収録。この辺は編者の趣味だろうか。イントロのシンセが時代を感じさせる。
- チャーリー・ダニエルズ・バンドというと南部のカントリー・ロックだけど、歌詞が輪からにと面白さ半減といったイメージがあって、それは初ヒットのUneasy Riderでも変わらない。南部の保守的な感じを皮肉ってるのか?#3。
- テキサス出身のsswのB・W・スティーヴンソンの最大のヒット、My Mariaは、太いコーラスが印象的な曲。この人は、スリー・ドッグ・ナイトの”シャンバラ”の作者でもある。#9。
- ラテンロックと呼ぶと少し違う感じもある、エル・チカーノは、LAで結成されたチカーノ・ロック。オルガンとコーラスが印象的なTell Her She’s Lovelyは、なかなか調子がいい。このバンドの”ブラウン・アイド・ガール”なんてぜひ聞いてみたい。#40。