勝手なレヴュー1〜きよさんセレクト


1 MY SWEET LORD / THE BELMONTS (1972) 
2 CAN'T WE BE SWEETHEARTS / JAY & THE AMERICANS (1969)
3 I'VE GOT A BOY / THE CROSSTONES (1996?)
4 SATIN SUMMER NIGHTS / PAUL SIMON (1997)
5 DON'T SET FIRE (TO THE ONE I LOVE) / GODLEY & CREME (1988)
6 BLUE MOON / BILLY PRIFF (1999)
7 WHY DO FOOLS FALL IN LOVE / 山下達郎 (1972)
8 LOVE OF MY LIFE / THE MOTHERS OF INVENTION (1968)
9 ONLY THE LONELY / THE FLYING PICKETS (1985)
10 THE LONGEST TIME / BILLY JOEL (1983)
11 YOU CHEATED / JERRY YESTER (1990)
12 土曜日のタマネギ / 斉藤由貴 (1986)

Cigars Acappella Candy

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コーラス&ハーモニーと聞いてドゥ・ワップを出してくるのは、誰かなあ?と思ってたのですが、きよさんでした。裏テーマはホワイト・ドゥ・ワップとのこと、と言っても門外漢の僕にはよくわからないのだけど・・・ 聞いたことあるのは、1)5)7)10)12)。 
1)は、ジョージ・ハリスン作で、シフォンズの”He’s So Fine”(盗作問題で訴えられて、ジョージが負けた)のフレーズが出てきてニヤリ。ベルモンツは、ディオンのバックとして有名だった人たち。2)は一部で熱狂的な人気を誇るケニー・ヴァンスつながりで。これは初聞きだけど素晴らしい。5)はそういえば、ピーター・バラカンの放送で当時聞いたことあったっけ。熱いハーモニカが印象的。6)はビル・モンローだっけ?有名なスタンダード。7)はシュガー・ベイブの前身となった、山下達郎のアマチュア時代のプロジェクト。この自主製作盤を四谷のディスク・チャートというロック喫茶でかかってるのを聞いて、大滝詠一におもしろいヤツがいる教えたのは、この店でバイトをしてた長門さん(現ドリームズヴィル)だったというのは有名な話ですね。
9)のFlying Picketsはイギリスのアカペラグループで、80’sにヤズー(アリソン・モイエって覚えてる?)のカヴァー"Only You”をヒットさせてます。ここまでくればハウスマーティンズのドゥ・ワップな12"もきよさん好みなのかなあ?
11)は後期スプーンフルの人。渋いとこをついてきます。」ラストはアクシアというカセット・テープのCMに使われた斉藤由貴の曲。谷山浩子作というのも当時それっぽいねえ、と思った記憶があります。
一押しはやっぱり1)かなあ。