■■■■ナラタージュ:島本理生(角川書店)

ナラタージュ
去年は柴崎友香がすごかったけど、今年は島本か。ちゃんと読み始めたのは今年に入ってから。デビュー作「シルエット」以外は全部読んだけど、今年出た新作は初の長編で、狂おしいまでのプラトニックラヴな話(と書くとかなり語弊ある?)。とにかく安易な映画化、ドラマ化は絶対反対したい。読み終えたばかりの時、コーフンする本って久しぶりだ。
同世代からの支持は十分わかるが、僕のような40代からの支持はあるのかな?表紙はポール・ウェラーのアルバムに似ている。