Z1

新企画!
かつてレコード棚というものがあった(今でも実家に名残はある)。大体アルファベット順に並んでた。今はマンション住まいだけど、ソフトケースに入ったCDはアルファベットに並んでる。既に手放したLP、CDの方が手持ちよりも数が多いという現状だけど、記憶をたどって、仮想音棚を振り返ってみたい(Cさんのレコード棚の端から端までという企画、憧れてましたが僕には出来ません(^^;;)。*はCD。最後のZから。

  1. Odyssey&Oracle(Repertoire)*
  2. Single A’s&B’s(See For Miles)

以上ゾンビーズ(Zombies)。コリン・ブランストーンのロマンティックすぎる歌声と、ロッド・アージェントのエレピが印象的な、60’s英バンド。デッカとCBSにそれぞれ1枚ずつしかLPを残せなかったが、解散後発掘されたものが少々。60’sのイギリスのバンドの中で、オシャレ度、洗練度を競えばかなり上位に入るはず。ゾンビというホラー用語のおかげで昔は損してるなあ、と思ったけど、最近はそんなことも気にならない。
1は、ポップ・サイケの大傑作。ドイツ盤CDはボーナストラック多数。
2は、デッカ時代のシングルの両面を集めたLP。名曲”Tell Her No”(ジュース・ニュートンもカヴァー)収録。
オデッセイ・アンド・オラクル(紙ジャケット仕様)

  1. Warren Zevon(’76)
  2. Excitable Boy(’77)
  3. Bad Luck Struck In Dancing School(’78)
  4. Stand In The Fire/炎のLA(’80)
  5. The Envoy/ジ・エンヴォイ(’81)(all Asylum)
  6. The Wind(’02)(Artemis)*

以上ウォーレン・ジヴォン(Warren Zevon)。
Warren Zevon
西海岸のsswでは、ハードボイルドなイメージがあって当時異色の人だった。ジャクソン・ブラウンのprodでカムバックした1は実は2枚目で、これは傑作。アサイラムというレーベルの色が濃厚に出ている。アコギではなくピアノを弾いて歌う人なので、フォーク系ルーツを持つsswとは少し肌合いが違う。4あたりまではどれもいいが(初聞きは、3だった)、80’sは低迷。90’s以後の作品は、Mさん経由で聞かせてもらったけど、
「Learning To Flinch」というライヴがよかった。6は遺作となったものだが、初心に帰ったような素晴らしい出来なのがちと悲しい。

と、まあこんな感じで。ちなみにZというと、ザッパあたりがずらりと言う人も多いだろうが、ザッパは未だによくわからんので1枚も買った事はないのだ。