Z2Y1

  1. Rio Grande Mud('72)*
  2. Tejas/テハス〜テキサスはパラダイス('77)

以上Z Z トップ(Z Z Top)。
Tejas
サザンロックと言うジャンルも思えば、かなり強引だ。出身別の地域で分けてる。
南部出身でもプログレやテクノもいたろうし・・・ 基本的にサザンロックは好きだけど、よりハードロックに近いレーナード・スキナード、ハイドラあたりはダメ。特にレーナードは巷の評価が全く理解不能なのだ。さてZZトップはテキサス出身のパワートリオ。80’s半ばにMTVの流れでメジャーの仲間に入るが、元々は地道なライヴの積み重ねで人気があったバンド。ブルーズの色はあるが、これも基本線はハードロックで、たとえばオールマンズあたりとはかなり音楽性も違う。それが結局は僕に合わなかったのか、2枚とも手元にはない。1は某オフのじゃんけんにて放出。

  1. Joel Zoss('75)

ジョエル・ゾスは、ウッドストック周辺のsswで、これはベアズヴィル録音。ボニー・レイットに書いた2曲が有名だが、あとの曲もシブい。バックはトッド抜きの初期ユートピアにジョン・ホール。あとひとつ何かが足りないので、マイナーに甘んじているが悪くはない。リリースはアリスタから。日本盤CDあり。これは西新宿の今はなきDisk Ageにて購入。
ジョエル・ゾス

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  1. Elephant Mopuntain('69)
  2. High On A Ridgetop('72)

High on a Ridge Top
以上ヤングブラッズ(Youngbloods)。ジェシ・コリン・ヤングがいたことで知られる4人組。後にQMSのディノ・ヴァレンテがチェット・パワーズの名前で書いて、サマー・オブ・ラヴの賛歌となった”Get Together”が有名だが元々は西ではなく、東の出身。よってフォーキーな感じでも一味違う混沌(ジャズやラグタイム、ブルーズなど)がある。バナナの弾くジャジーなエレピが印象的。2は、ザ・バンドの”I Shall Be Released”のカヴァーが有名だが、ちと甘い。持ってはいないけど、「Rock Festival」('70)はライヴの名盤。

  1. Together('72)
  2. Song For Juli('72)
  3. Songbird('75)
  4. On The Road('76)
  5. Love On The Wing('77)

On the Road
以上ジェシ・コリン・ヤング(Jesse Colin Young)。
ソロになってからは、ウエストコーストのsswといった印象だけど、バックグラウンドにはジャズやR&Bがあってその辺が今聞いても新鮮。特にTボーン・ウォーカーやマーヴィン・ゲイのカヴァーをちりばめたライヴ盤4は素晴らしい(ラグタイムっぽい曲もある)。5はコーラスに加わったニコレット・ラーソン目当てだった。ジェシの声は少し甘め。

  1. Rock Salt&Nails/ロック・ソルト&ネイルズ('71)

ティーヴ・ヤング(Steve Young)というと、イーグルスもとりあげた”Seven Bridges Road”の作者として有名で、これはラルフ・マクテルにおける”Streets Of London”みたく何度も再演されている。これはかつてジーン・クラークやエッグズ・オーヴァー・イージーなんかと一緒にキングから出た(’77)日本盤LP。A&Mらしい透明感が泥臭いsswの毒消しになっていて、少々混乱する。