W4
- Jesse Winchester('71)
- 3rdDown,110 To Go('72)
- Learn To Love It('74)
- Live At Bijou Cafe('75)*
- Let The Rough Side Drag('76)
- Nothing But A Breeze('77)
以上ジェシ・ウィンチェスター(Jeese Winchester)。ヴェトナム戦争徴兵に忌避してカナダに亡命したssw。1はザ・バンドのロビー・ロバートソンのprodで、”Yankee Lady”、”Biloxi”、”Brand New Tennessee Waltz”の3曲で知られる。4面同じ写真と言うダブルジャケが印象的だった。日本ではssw系の幻の名盤ブームの火付け役となった1枚。2は、エイモス・ギャレットをフィーチャーした”Modnight Bus”が素晴らしい。1枚目が辛口だったのに対し、これ以降やや甘めの味付けで、それが評価の分かれ目か? 4はプロモのみのリリースだったライヴで後にCD化。
- Breakfast Special('75)
ピート・ウィングフィールド(Pete Wingfield)は、ジェリーブレッド、ヴァン・モリソン、コリン・ブランストーン、オリンピック・ランナーズのkb奏者。唯一のソロからメローなソウルナンバー、”Eighteen With A Bullet”がアメリカでヒット(#16)。イギリス人のR&B好きを物語るスウィートソウルでファルセットで歌われる。バックはクリス・マーサー(sax)、ディライル・ハーパー(b)、ニール・ハバード(g)ら。ただし他の曲は大した事ない。リリースはIslandから。
- Argus('72)
- Wishbone Four('73)
- Front Page News('77)
以上ウィシュボーン・アッシュ(Wishbone Ash)。ネット始めてこのバンドの人気の高さを知った感じだが、思い出せば当時もそこそこ人気はあった。初期の代表作1は、ツィンリードgの美しさ、英国フォーク趣味がミックスされたもの。様式美というほどではないけど、カチッとした型がはまる美しさがある。2はそれに続くもので、グレンコーのグラハム・メイトランド(kb)が加わった曲もいい。gが替わって(ホームからローリー・ワイズフィールドが参加)の3は、初アッシュとなったもの。同じ頃出たクラプトンの「Slowhand」にも通じるメローなg満載。ここまで来るとハードロックではない。アメリカナイズされた音もいい。買ってはないけどアッシュ好きのネット仲間にいくつか聞かせてもらったが「Locked In」というのもいい。