W13

  1. Jane Wiedlin/ブルー・キッス('85)

ジェーン・ウィードリン(Jane Wiedlin)はGo-Go'sのgtrで、脱退後リリースした最初のソロが1。そもそもGo-Go'sのメンバーの個性を理解してないので、バンドにおけるJaneの役割みたいなものはわからないけど、ポップでスウィートな曲ばかり。さっぱり売れなかったようだけど、今でもたまに手が伸びる。この時代に10代だったらきっと忘れられない1枚になったろう。ベストトラックは”Blue Kiss”

  1. Woodstock Album('75)*

The Muddy Waters Woodstock Album
マディ・ウォーターズMuddy Waters)は伝説的なブルーズマンで57年にChessからデビューしている。1はベアズヴィル録音で、ポール・バターフィールド(harp)、ガース・ハドスン(kb、acc)、リヴォン・ヘルム(ds)が参加した、比較的ロック色の濃いもの。いわゆるウッドストックサウンドだけど、Louie Jordanの”Caldonia”の軽妙な味がいい。ほぼ全編にわたってバターフィールドが熱演。自慢じゃないがブルーズのアルバム持ってるのはこれだけ。

  1. Red Sea('72)*

Red Sea
ウォーホース(Warhorse)は、第1期パープルのニック・シンパー(b)が結成したハードロックで、ヴァーティゴからデビュー。1期パープルのメンバーのバンドながら音が2期めいてくるのは自然の摂理か。1はラストLPとなった2枚目で、ジャケはパープルの「Fireball」の出来そこないっぽいが音としてはこっちの方が好きかな。昔は相当レアな1枚だったが、RepertoireがCD化してから入手が簡単となった。