T2

  1. Live('75)

ロビン・トロワー(Robin Trower)が後年ブライアン・フェリー・バンドに加わったのには驚いた。プロコル・ハルムのメンバーで、ブルーズに目覚めバンドの音楽から浮いた形で独立。ジェームズ・デューワー(b,vo)、ビル・ローダン(ds)とのトリオによる同名のバンド(歌ってるのはトロワーではない)で活動。意外なことだがアメリカのチャートにも入ってくるLPが数枚ある。1は有名なストックホルムでのライヴ。メローでブルージーな”Daydream”は素晴らしい。

  1. From Nowhere The Troggs('89)*

トロッグス(Troggs)は60'sの英ビートバンドだが、チップ・テイラー作の”Wild Thing”で知られている。ヒット曲のほとんどは、性衝動を歌い、どちらかというとダーティーなイメージだが曲は楽しい。これはデビュー作と同じタイトルだが、DJMから出た16曲入りベスト盤。

  1. Happy & Artie Traum/Doubleback('69/'71)*

ハッピー&アーティー・トラウム(Happy & Artie Traum)はウッドストック在住のフォーク兄弟。後にマッド・エイカーズでの活動が注目を浴びることになるが、激レアな初期の2枚をCD化したのは日本だった。どちらもCapitolからのリリース。

  1. Cake('90)*
  2. I've Seen Everything('93)*
  3. Weightlifting('04)*

Cake
トラッシュ・キャン・シナトラス(Trash Can Sinatras)はスコットランドから登場したネオアコ/ギターポップ。そういったバンドが手薄だった90's初めに登場して、日本でも熱心なファンが付いた。このデビュー作、1はやはり特別な1枚で、以後何枚か出てるけどかなわない。